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消防学校と消防大学校



都道府県の消防本部に採用された新人は、まず最初に消防学校に入校して消防業務上に必要な知識や技術を学びます。消防学校は消防の「初等教育」機関です。それに対して消防大学校は、消防幹部を育成する「高等教育」機関です。

消防学校は消防士や職員の教育施設

消防学校は消防士や職員の教育施設

消防学校は、学校教育法に定める学校とは違い、消防組織法第51条に基づいて作られた施設で、消防官・消防職員の教育と訓練を行なう機関です。この消防学校には、各都道府県直轄の「都道府県消防学校」と、政令指定都市直轄の「政令指定都市消防学校」があり、前者は各都道府県に1校ずつで全47校、後者は全国の政令指定都市に1校ずつで全8校あります。

いずれも、新任の消防士や職員に対して消防活動で必要な知識や技能を習得するための実務訓練や専門的知識と専門技能の習得などを行なう教育機関です。ただし、都道府県の消防学校が地域内すべての新任の消防関係者を受け入れるのに対し、政令都市の消防学校では市の消防署に勤務する者だけを受け入れます。

消防学校には「初任科」と「専科」があります。初任科は、新人教育のための研修で、消防署への新規採用後、原則として約6ヵ月間、全寮制で行なわれます。ここに通うのは市区町村の消防職員(=地方公務員)であるため、学校で教育を受けている間も、給与や各種手当てが支給されます。卒業後は、自分が所属する消防本部に戻り、消防業務や救急業務などに従事することになりますが、現場で職務に就いたあとも、担当する業務によってはさらなる研修が必要になってくることがあります。このときに通うのが専科です。ここでは、防災関係法令に関する専門的な知識と災害対策に関する最新の知識を習得したり、基本的な消防戦術を理解し、災害現場において部隊を適切かつ効果的に指揮できる技術を身につけます。

消防大学校は消防幹部を育成する国の機関

消防大学校は消防幹部を育成する国の機関

消防大学校は、消防幹部に必要な高度の教育訓練を行なう総務省消防庁直轄の国の機関です。昭和34年に創立されてから育成された優秀な卒業生は、全国の消防本部において幹部として配属され活躍しています。

消防大学校における学科は2部11学科あります。例えば、総合教育部には、一般教養や消防法制、消防管理などを修得させて幹部に適した人材を育てる「幹部科」、現任の消防上級幹部の資質を向上させる「上級幹部科」、新任の消防長・消防学校長に対して、その職に必要な知識及び能力を総合的に修得させる「新任消防庁・学校長科」などがあります。また、消防団の上級幹部に対して、その職に必要な知識及び能力を総合的に修得させる「消防団長科」もあります。専科教育部には、「警防科」、「救助科」、「救急科」、「予防科」、「危険物科」、「火災調査科」、「新任教官科」があり、それぞれの業務の教育指導者としての資質の向上を目指します。

以上11学科のほかに、実務講習として大規模災害時の救助技術や航空運用、テロ対策などを修得する「緊急消防援助隊教育科」、国民保護や自主防災組織の育成について知識を深める「危険管理・防災教育科」も設けられています。