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特別な任務にあたる消防士



大規模災害や事故、危険物や劇毒物漏洩などの化学災害、放射性物質や化学剤などによるテロ災害、原子力災害など、現代にはさまざまな災害の危険が潜んでいます。消防では、それらに対応する専門部隊が設置されており、いざというときに活躍します。

大規模災害に対応する専門部隊「特別高度救助隊」

大規模災害に対応する専門部隊「特別高度救助隊」

全国の消防組織には、「特別高度救助隊」及び「高度救助隊」と呼ばれる大規模災害に対応する専門の消防隊が結成されています。特別高度救助隊は人口50万人以上の政令指定都市の消防本部と東京消防庁に、また、高度救助隊はそれ以下の規模で、都市機能を持つ地域の消防本部に設置が義務付けられています。

特別高度救助隊といえば、新潟中越地震で活躍したハイパーレスキュー隊がよく知られていますが、これは東京消防庁の特別高度救助隊の通称です。これに倣い、いずれの部隊にも「スーパーレスキュー」、「ハイパーレスキュー」などの呼び名が付けられています。

管区内の特別救助隊から集められた優秀な5名で構成される特別高度救助隊と高度救助隊の隊員は、人命救助の専門教育を受け高度な消防技術を身につけており、若手の消防隊員にとっては憧れの存在です。なお、両隊には救急救命活動をできるように複数の救急救命士が配置されているのも特徴のひとつです。

ちなみに、これらの専門部隊は、大規模な災害時にのみ出動するわけではありません。通常は、ほかの救助隊と同じように一般の災害でも活躍しています。

化学、原子力、テロ災害などに対応する専門部隊

化学、原子力、テロ災害などに対応する専門部隊

東京消防庁と政令指定都市の消防本部には「化学救助隊」という部隊が設置されています。これは、危険物、毒劇物漏洩などの化学災害、NBC(核:NUCLEAR、生物:BIOLOGICAL、化学物質:CHEMICAL)によるテロ災害、原子力災害、航空事故に対応する専門部隊です。

多くの消防本部では特別救助隊や特別高度救助隊が兼任していますが、東京消防庁ではNBC災害に向けた専門の「化学機動中隊」があります。東京消防庁の中で専門の研修を修了した消防官によって編成されているもので、NBC災害発生時には人命救助と化学物質の特定・除去を行ないます。北九州市消防局にも同様の専任部隊があり、こちらは「特別高度化学救助」という名称で活動しています。

このほか、消防の特別な任務のひとつとして、ヘリコプターによる消防・救急を任務とする「航空隊」もあります。例えば、東京消防庁では都内2ヵ所に基地を持ち、ヘリコプター7機を運航。上空からの情報収集活動、消火活動、山岳や水難などの救助活動、内陸や伊豆諸島での救急活動など、さまざまな任務を遂行しています。また、大規模災害発生時には、国内外を問わず被災地に飛んで活動しています。