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火災の原因(消防庁発表)



消防庁や東京消防庁が発表した火災の原因をみると、放火に次いで多いのは、たばこ、コンロ、ストーブ、電気コードなど。普段何気なく使っているもの、すぐ側にあるものがほとんどです。いかに身近に危険が潜んでいるかがわかります。

建物火災では「コンロ」による出火が多い

建物火災では「コンロ」による出火が多い

消防庁が発表した『平成24年(1月~12月)における火災の概要』によると、総出火件数は、4万4,102件。おおよそ1日あたり120件、12分ごとに1件の火災が発生したことになるとあります。種別では、建物火災が2万5,525件、車両火災が4,534件、林野火災が1,176件、船舶火災が86件、航空機火災が1件、その他の火災が1万2,780件でした。

総出火件数を出火原因別にみると、第1位は「放火」で5,340件(12.1%)ですが、続いて多いのは「たばこ」で4,192件(9.5%)。以下、「コンロ」3,941件(8.9%)、「放火の疑い」3,184件(7.2%)、「たき火」2,425件(5.5%)の順になっています。

ところが、建物火災に限ってみると、「コンロ」3,871件(15.2%)、「たばこ」2,565件(10.0%)、「放火」2,494件(9.8%)、「ストーブ」1,500件(5.9%)、「放火の疑い」1,295件(5.1%)となり、出火原因の順位は総出火件数でみる場合と違ってきます。さらに建物火災の中でも住宅火災に焦点を絞ると、出火原因1位の「コンロ」が占める割合は19.3%にものぼります。この数字は、私たちが日常的に使用する機器が思わぬ危険をはらんでいることを物語っています。

電気設備機器火災の占める割合が増加

東京消防庁発表の『平成24年第1四半期(1月~3月末)の火災状況』による出火原因のランキングは以下の通りです。

  1. 放火(放火の疑いを含む)/417件
  2. たばこ/207件
  3. ガステーブルなど/106件
  4. 電気ストーブ/71件
  5. 火遊び/33件
  6. 電気コード23件
  7. 業務用ガスコンロ/23件
  8. 石油ストーブなど/16件、溶接器/16件
  9. ロウソク/15件、電気コンロ/15件

東京消防庁では、出火に直接関係したものを、電気、ガス、石油に分類して出火原因を調査しています。これによると、「電気設備機器火災(電気火災)」は375件で、前年同期と比べて38件増加、最近5年間ではもっとも多く発生しています。全火災に占める電気火災の割合は25.2%で、やはり最近5年間ではもっとも高い割合となっています。

なお、ここ数年にわたり3位までの順位に変わりはないのですが、火災件数の全体数が減少している中で、それぞれの数字も減少傾向にあります。

「ガス設備機器」の火災は170件で前年同期と比較すると34件の減少、「石油設備機器」の火災は18件で、前年同期と比べて6件減少しています。最近5年間でも「ガス設備機器」は減少傾向にあり、「石油設備機器」はほぼ横ばい状態となっています。

東京消防庁によると、増加傾向にある電気火災の中で特徴的な出火原因のひとつに、電気を使用する暖房器具「カーボンヒーター」があります。

これらの暖房器具により火災に至った原因として、近くにあった布製品や紙が触れた、カーボンヒーターの真上に干していた衣類が落ちた、などが多く挙げられています。とても身近なところにあるものが、思わぬことで火災の原因になることを認識して、常に注意を払うよう心がけたいものです。