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消防庁が定義する焼損の程度



消防庁では火災の焼損程度を4つに分類しています。「ぼや」にはじまり、「部分焼け」、「半焼」と続き、もっとも被害が大きいのが「全焼」です。また、火災損害では「全損」、「半損」、「小損」の3段階に分けられます。

火災損害の捉え方

火災損害の捉え方

消防庁では火災による損害について定義しており「火災損害」とは、火災によって受けた直接的な損害をいい、消火のために要した経費など間接的な損害を除くとしています。つまり、「火災損害」=「焼き損害」+「消火損害」ということです。

「焼き損害」とは、火災の炎や高温によって焼けたり、壊れたり、変質したものなどの損害のこと。一方、「消火損害」とは、消火のために受けた水濡れ損害、消化中に生じた破損や汚損などの損害のことです。

この「火災損害」により、被災程度は3つの段階に分けられています。消防庁の分類は次の通りです。全損は、建物(収容物を含む)の火災損害額が罹災前の建物の評価額の70%以上のものをいいます。半損は、建物(収容物を含む)の火災損害額が被災前の建物の評価額の20%以上で全損に該当しないものをいいます。小損は、建物(収容物を含む)の火災損害額が罹災前の建物の評価額の20%未満のものをいいます。

焼損程度は4つの段階に分類されている

「ぼや」、「全焼」、「半焼」などの言葉は、普段からよく耳にします。火災のニュースなどでも必ず出てきます。ニュースを見ている私たちは、例えば「ぼや」なら、「火事になる前に消し止められたもの」などと漠然とイメージしますが、消防庁では火災の焼損程度を「全焼」から「ぼや」まで4段階に分けて次のように定めています。

・全焼…建物の焼き損害額が火災前の建物の評価額の70%以上のもの、またはこれ未満であっても残存部分に補修を加えて再使用できないものをいいます。

・半焼…建物の焼き損害額が火災前の建物の評価額の20%以上のもので、全焼に該当しないものをいいます。

部分焼け…建物の焼き損害額が火災前の建物の評価額の20%未満のもので、ぼやに該当しないものをいいます。

・ぼや…建物の焼き損害額が火災前の建物の評価額の10%未満であり、焼損床面積が1平方メートル未満のもの、または収容物のみ焼損したものをいいます。

また、上記以外に、大火という言葉もよく使われます。文字通り、大きな火災には違いありませんが、こちらは基準が非常に曖昧です。1951年(昭和26年)4月23日に、国家消防庁(現総務省消防庁)消防研究技術課長と同調管理局総務課長の連名で出された「大火災の動態調査報告方について」では、「焼失面積が3,000坪(約1万平方メートル)以上の火災」と指定しながらも、「2,000坪(約6,600平方メートル)以下のものでも通常"大火"と呼ばれるものに準用する」としています。一方、『消防白書』の資料欄には注釈として「大火とは、建物の焼失面積が3万3,000平方メートル以上の火災をいう」とあります。ただし、この基準は便宜上定められたものということになっています。