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高所の消防に活躍するはしご車



ここでは、高所の消防に活躍するはしご車について説明します。

10~50mの高さまで消火&救助

10~50mの高さまで消火&救助

はしご車は、高層建物の消火や高い場所に取り残された人の救助にあたります。はしごの長さは地区によってさまざまですが、現在は最短で15m級(東京消防庁他で使用)、最長で50m級(大阪北消防署のみで使用)のものがあります。はしごと車体の大きさは比例し、はしごが長くなればそれだけ車体も大きくなります。通常、多くの消防署では30~40m級(マンションの11階程度に対応)のものが取り入れられています。

長さにかかわらず、はしご部分には人を乗せるためのバスケットやリフターが設置されています。リフターとは、はしご部分が上下する、エレベーターのようなもので、通常は2名まで搭乗できます。はしごを目的の場所にセットすれば、このリフトを使って連続的に消防隊員を送り込むことができ、高所に取り残された人を続けて救助することが可能です。

バスケットは、はしごの先端部分に取り付けられているため安定感があり、通常は4名まで搭乗できます。隊員の搭乗や活動も容易となり、要救護者も安心して乗りこめます。ただし、はしご部分を自在に上下できるリフターと違い、人が乗り降りする度にはしごを縮めて地上まで移動させなくてはなりません。近頃では、両方のメリットを活かせるよう、双方を搭載して同時に使えるはしご車も登場しています。

はしご車の種類とそれぞれのメリット

はしご車の種類とそれぞれのメリット

「屈折はしご車」は、はしごの先端を折り曲げて消火作業ができます。そのため、電線や樹木などの障害物を避けて建物に接近することが可能です。例えば、フェンスや手すりを乗り越えて高層ビルの屋上に接近しながら救助活動を円滑に行ないます。さらに、屈折はしごの先端は斜め下方向にも伸ばすことができるため、水難事故などで、はしご車よりも低い位置に助けを求める人がいる場合などに有効です。

「水路付きはしご車」と呼ばれる消防自動車もあります。これは、はしご本体の動きに合わせて動作する伸縮水路(放水用の水を送る管)を取り付けたもので、消火と救助のスムーズな連携活動を行なうことができます。

また、「屈折放水搭車」といって、金属でできたはしご状のものの先端に放水銃と窓ガラス破砕用のクラッシャーが付いた車両もあります。高い所の火災や油脂・化学薬品火災など、人が近よれない現場で放水や泡放射を行ないます。福島第一原子力発電事故では、使用済み核燃料プールへの放水活動に使用されました。