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消防署情報

長期の災害に対応する消防隊を
サポートする支援車



人命を救助し復旧作業にあたる消防隊員の活動は、大規模な災害ほど長期戦になります。それをサポートするのが支援車の役目です。車内には給湯、シャワー、トイレなどが整備され、消防隊員の活動を裏から支えていきます。

緊急消防援助隊の活動を裏方でサポート

緊急消防援助隊の活動を裏方でサポート

大きな自然災害や大事故が発生した際、都道府県という地域の枠を越えて被災地の応援に駆け付ける「緊急消防援助隊」。任務ごとに部隊が編成されますが、そのひとつに「後方支援部隊」があります。

この部隊の主な任務は、被災地において消火・救助・救急部隊などが72時間以上活動するための輸送・補助をすることにあります。具体的には、宿営する場所を設けたり、維持と管理・警備をはじめ、後方支援にかかわる物資と資機材を搬送し、保守管理します。さらに、消耗品などの物資を調達し、任務を交代する要員などの調整・搬送も担当します。この任務からもわかるように、後方支援部隊は各部隊の活動を支える裏方的な役割を担っているのです。

支援車とは、後方支援部隊が使用する車両のことです。長期にわたる活動では各隊員による自給自足が基本になります。現場では、食事や睡眠もさることながらトイレ・シャワーの問題も切実です。そこで支援車の車内には、固定式の小型厨房セット、給湯設備、シャワー室、トイレ設備が置かれています。また、エアーテント、ベッドなどが備えられた仮眠のスペースもあります。

支援車にはⅠ型からⅣ型まで4種類

阪神・淡路大震災を機に、全国の消防本部では支援車の配備を急ピッチで進めてきました。車両のタイプはさまざまですが、登録するには消防庁が定めた4つの区分にあてはまることが必要です。

Ⅰ型は、作業が長引いた時に現場で隊員が生活するのに必要な寝具や食料などを運び、給水・トイレなどがある車両です。Ⅱ型は、資機材を格納するためのコンテナを着けはずしできる車両です。Ⅲ型は、20人以上が乗れて、資機材を積む場所を持つ大型の車両です。交代要員と同時に資機材を運べます。Ⅳ型は、現場で連絡体制を整備するための車両です。険しい山道や脇道、災害に見舞われて荒れてしまってできたような悪路を走る能力にも優れ、様々な種類の無線機やFAXなどを整備しています。

大型の支援車は、現場で救護所としても活動できます。また、多くの資機材を現場へ搬送できるトレーラーとしての役割を果たします。長引く現地での生活を援護するために、キッチンを積載したものや、大量の食材を保存できるように大型冷蔵庫を装備したものもあります。車内のシートがリクライニング式になり、多数の隊員が体を休めることができるキャンピングカーのような仕様のものもあります。