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消防署情報

消防士の出動は1分以内



火災が発生した場合、少しでも早く現場に到着して消火活動にあたることが大事です。そのため消防隊員たちは、迅速な出場と消火・救助活動に備え、日々、自らの訓練と車両や資機材の点検を怠りません。

消防車は5分以内の到着を目指す

消防車は5分以内の到着を目指す

消防では、火災による災害を最小限に抑えるため、通報を受けてから5分以内に現場に到着することを目標にしています。各消防本部の管轄区域内には、消防署や分署、出張所などが数ヵ所に分けて設けられていますが、それらの配置は、どこで火災が発生しても5分以内に消防車が到着できるように考慮されています。

5分の中には、消防隊員が消防車に乗り込む時間も含まれます。消防隊員に与えられた時間は通常1分です。出動の指令を受けると、消防隊員は活動服の上に防火服を着込んで消防車に乗り込んで出場しますが、その時間が1分なのです。それは無理では、と誰でも思いますが、このわずかな時間内で出場できるよう、隊員は夜中の仮眠中でも昼間と同じ活動服を着ています。また、消防士は素早く出場できるように時間を想定した出場演習を怠りません。何度も繰り返し行なうことで、無駄な動きを省いた迅速な動きができるようになるのです。

資機材の点検と出場訓練が何よりも大切

いざ出場というときのために、消防士の勤務は24時間体制で組まれています。出場指令があるまでは所属する消防署で過ごしますが、そのほとんどの時間は、訓練のほかは車両やホースなど資機材の点検に費やされています。

一日の始まりでまず行なうのは、車両と資機材の点検です。車両のブレーキやアクセルの具合は大丈夫か、ウィンカーやサイレンが正常に働くかなど、車両のすべてを作動させて確認します。

これが終わると、今度は積載された資機材の点検です。車に積まれた照明や発電機などの機具をすべて取り出して実際に動かし、壊れていないか問題なく使用できるかどうかをチェックします。また、防火服などの装備についても、すぐに出場できる状態になっているかを確認します。

このあと、出場演習を行ないます。出場演習とは、実際の火災を想定し、防火服を身に付けて配置につき、出場の体制を取る練習です。この演習が終わると、はしご車のはしごを伸ばすなどして、大きな機材の点検を行ないます。

このようにして、通常の午前中は点検と演習に、午後の時間の多くは訓練に費やされます。火災現場を想定し、放水など実際に体を動かして消火活動の訓練を行なう「火災防御訓練」、現場で使用する資機材を取り扱う「資機材訓練」、レスキュー現場を想定して人を助ける「救助訓練」、心肺蘇生法など救急現場を想定した「救急訓練」など、消防士はさまざまな訓練を行ないます。

また、筋トレや持久走などで体力を養う「体力錬成訓練」もあります。消防士が現場で使命を果たせるのは、車両と資機材の点検に加え、このような厳しい訓練を重ねているからこそなのです。