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消防官の火災現場での活躍ぶり



消火活動は、時間との闘いであり、危険と背中合わせの中で行なわれます。ここでは、指令、出場から現場での活動、残火処理、撤収までの順を追いながら消防士の活躍ぶりを見ていきます。

119番通報で始まる消火活動

119番通報で始まる消火活動

火災が発生したことを報せる119番通報が入ると、本部の指令室は現場に近い消防署に「第一出場指令」を出します。火災現場にもっとも近い消防署(または出張所)からはポンプ車と救急車が出場し、必要に応じて他の消防署からはしご車などの特殊消防車と指揮隊が出動します。

消防士の活動はここからスタートです。出場指令が下った署の担当は、指令内容を正確に聞き取り、災害地点、水利、出動経路などを確認します。消防士は、速やかに防火服を装着して消防車両に乗り込んで現場に急行します。

現場に到着したら、隊長はすぐに本庁指令室へ火災の状況や経過を報告します。現場へ向けて走行中に黒煙や異臭などの異常がわかれば、その位置と状況を即座に伝えます。もちろん、現場に到着してからも絶えず無線で状況を必ず報告するのです。

最初に現場へ着いた隊の隊長が火災状況を正確に無線報告することにより、後から来る後着隊や大隊長が乗る指揮隊の活動がスムーズになりますし、支援部隊がもっと必要かどうかなどの判断にも役立つのです。

現場での消火活動はポンプ隊が中心となります。ただちに消火水利の場所を確認して消火用水を確保しなければなりません。そして、火災の延焼防止と早期鎮圧に向けて、もっとも有効だと思われる作戦のもと、放水が行なわれます。

ただし、建物の中に救助を必要とする者がいる場合は、人命救助を優先させなくてはならないため、救助隊などほかの部隊と連携しながら消火活動を行ないます。

残火処理と撤収

火災がおさまると、大隊長が鎮圧・鎮火の判断をくだします。

また、同時に活動していた部隊に引き上げを指令。部隊は、ホースや照明器具などを撤収して引き上げの準備に入ります。

実際の消火活動で危険が伴うことは誰の目にも明らかですが、実は、この撤収作業でも注意が必要とされています。消火活動時に気持ちが張り詰めている分、撤収時は、活動後の虚脱感と疲労で注意力が散漫になって思わぬ事故につながる危険もあるため、消防官は最後まで気を抜くことができません。

また、鎮火のあとに「残火処理」を行なう必要もあります。「残火処理」とは再燃火災防止のために、小屋根、天井裏、押し入れ、二重壁の内部、布団やマットなど、あらかじめ定められた対象物の火気や煙の有無を一つひとつ確認することです。

この作業にもまた危険が伴います。燃焼によってもろくなった壁が崩れたり、消火水の重みで床や天井が崩れ落ちたりすることがあるのです。そのため、やはり残火処理中も細心の注意を払わなくてはなりません。

こうして残火処理を行なって、さらにチェックリストを作成したら、やっと署に戻ることができます。これが撤収です。