ご希望の消防署情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

パブリネット
消防署
トップページへ戻る
トップページへ戻る

消防署情報

消防職員による鎮火後の現場検証



消防では火災が発生した場合、消防法によって「火災調査」を行なうことが定められています。火災の原因などを明らかにすることが、今後の火災予防や、より速やかな火災鎮圧へとつながるからです。

「火災調査」は消防法に基づく消防機関の行政調査

「火災調査」は消防法に基づく消防機関の行政調査

火災が発生した場合、消防では、その原因や損害の程度などを綿密に調査します。この「火災調査」は消防法によって定められたもので、調査を行なうにあたっては、火災現場への立入り捜査権、関係者に対する質問権など、火災調査をする上で必要な権限が消防職員に対して与えられます。

「火災調査」は大きく2つに分けられます。

1つは、火災の原因を明らかにする「火災原因調査」です。この調査では、出火原因だけでなく、火災が拡大するに至った原因や避難のようす、消防設備などを調べます。そうすることで危険な要素が明らかになり、今後の火災予防に役立てることができるのです。また、この調査は民事上、刑事上の責任を明確にするという役割も果たします。

そしてもう1つは「火災損害調査」です。こちらは、火災による死傷者や罹災世帯など人的被害の状況、火災や消火の際に受けた物的損害の状況、損害額の評価などを行なうものです。

もっとも重要視されるのは鎮火後の調査活動

火災の調査といえば、鎮火後に現場に入って損傷状態などを調べることと思われがちですが、実はそれだけではありません。調査には、現場到着時に燃えている状況を確認した消防隊員や関係者への聞き取りなどから出火原因を特定したあと、立証のために火災実験などを行なうこともあります。

ただ、やはり火災調査で一番重要なのは、鎮火後の調査活動です。この活動では調査員が立ち入って、火災現場の倒壊や焼損状態などから火元を特定したり、延焼の状況などを調べていくつかの火災原因を導き出したりします。

火災調査を行なうのは、消防の「予防部調査課」、「消防課調査係」などと呼ばれるセクションです。実際の調査にあたるのは「火災調査官」と呼ばれる消防職員で、こちらはコミックやテレビドラマでお馴染みです。

さて、焼け跡の中で火災の原因などを突き止めるのは至難の業といわれています。ときには、すべてが焼け落ちた瓦礫の中から手がかりとなるものを発掘したり、残存物の焼け方、残り具合などを見たりしなければなりません。このような発掘調査や鑑定には、専門的な知識と熟練の技、そして経験が求められます。火災調査官は、それらを兼ね備えた火災調査のプロフェッショナルなのです。