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消防器具紹介「初期消火に役立つ消火器」



どんなに大きな火災でも、最初は小さな火の状態です。この火が広がらないうちに消し止めること、つまり初期消火がとても大切です。その道具として、消火器はもっとも一般的で身近なものです。

消火器の利用で76%が初期消火に成功

消火器の利用で76%が初期消火に成功

消火器は身近な消火器具として広く普及しています。また、事業所などは、消防法によってその規模(延面積)や用途に応じて設置が義務付けられています。そして、自力で避難することが困難な高齢者や障害者の入所する福祉施設、貴重な重要文化財、多数の人が出入りする劇場や映画館などは、延面積に関係なく消火器の設置が義務付けられています。

一方、一般家庭には消火器設置について法律上の義務はありません。しかし、火災による焼死者のうち、住宅火災による死者が大きな割合を占めることなどを考えると、やはり一家に1台備えておくと安心です。

実際に火災が発生した際、被害を最小限に抑えられるかどうかは初期消火にかかっています。木造家屋の場合は、平面で出火した火種が、壁板やふすま、障子などの立ち上がり面に燃え移るまでの時間が2分前後とされています。わずかな時間で浴室などからバケツで水を運ぶのは至難の業ですが、消火器を使えば、2分前後で火を消し止めることは十分に可能です。

実際、神戸市の調べでは、平成21~22年に市内で発生した火災において、初期消火で消火器を利用した場合、76%が消火に成功しています。このデータからも消火器が初期消火に有効なことが理解できます。

消火器の設置場所とメンテナンス

消火器は手際よく使わなければなりません。大きいものはそれだけ効果が望めますが、重くて使いこなせないのでは意味がありません。自分で操作できる大きさのものを用意し、いざというとき、すぐに持ち運べる場所に設置しておくことが大切です。

また、消火器の品質を保つためにも、水がかかる場所、ガスコンロやストーブの近くに置くのは避けたいものです。水はサビの原因になりますし、熱せられるとカートリッジが破損する心配があります。また、消火器を床に落とすと薬剤が吹き出したり、身体に当たってケガをすることがあるので棚の上など高いところに置くのもやめましょう。

頻繁に使用するものではないだけにメンテナンスも必要です。日ごろから、容器の変形や塗装の剥げ、サビやキズの有無、ホースの亀裂などに注意しておきましょう。消火器の使用期限をチェックし、耐用年数を過ぎていないか確認することも忘れないことです。ただし、家庭用の消火器は、勝手に消火剤の補填などをしてはいけないと法律で決められています。もし、異常が見つかった場合は消防署の認可を受けた専門の業者に点検してもらわなければなりません。点検は、定期的に依頼するのが理想ですが、薬剤を詰め替える目安は5年と言われています。