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消防レスキュー隊(特別救助隊)の主な任務



火災や事故などにおける人命救助を任務とする「特別救助隊」が活躍しています。全国の消防本部や消防署に置かれている「救助隊」よりも高度な技術や資機材を持ち、交通事故から大規模自然災害、テロまであらゆるシーンで救助活動にあたります。

あらゆる現場で人命救助に携わる

あらゆる現場で人命救助に携わる

現代社会では、さまざまな種類の重大事故や災害が多発する恐れがあります。通称「レスキュー隊」と呼ばれる「特別救助隊」は、そんな現代のニーズに合わせて組織されている部隊です。全国の消防本部、消防署に配置されて人命救助のために出動する消防隊です。

その活動の場は幅広い分野にわたります。交通事故や火災など身近なところで起きる災害から、台風や地震などの大規模な自然災害まで、あらゆる種類の災害に対応しています。また、放射性物質・生物剤・化学剤によるテロや事故などが発生した場合も、出動して人命救助活動を行ないます。また、海山のレジャーで起こる事故の救助活動にも携わります。消防本部では、その地域の特性に合わせて「水難救助隊」や「山岳救助隊」を設置しているところもありますが、特別救助隊の隊員がそれらの部隊を兼任していることも珍しくないのです。

社会の要求で誕生した特別救助隊

都市機能の複雑化にともない、現代社会では多くの人命にかかわる、より重大な事故が発生する可能性が大きくなっています。特別救助隊は、このような背景から必然的に生まれた人命救助のスペシャリストです。

第1号は、高度成長期の横浜市消防局で結成されました。同局の管内では、戦後の開発が相次ぎ都市の環境が急速に変化しました。そのため、さまざまな事故の発生が予測されて、それにともなう人命救助の必要性が増すと考えられました。そこで、一部の消防隊員を選抜して自衛隊に派遣入隊させ、本格的なレンジャー活動のテクニックを習得させたのです。こうして1964年には、訓練を終えた消防隊員からなる消防特別救助隊(別名、横浜レンジャー)が創設されました。一方、東京消防庁では1969年に、独自のレスキュー技術を開発した上で、自衛隊の空挺部隊に参加して研修を受けた隊員による特別救助隊を組織しました。

1986年には消防法が改正されて特別救助隊の設置が法制化されると、それに基づいて人口10万人以上の地域には「特別救助隊」を置くことが定められました。特別救助隊は、通常の救助隊よりもさらに高度な知識と技術を有する救助隊です。

ところが、その後の阪神・淡路大震災では、特別救助隊でも対処しきれないような事態が起きました。そのため、東京消防庁ではさらに高度な「消防救助機動隊」を1996年に結成したのです。この部隊は「ハイパーレスキュー隊」と呼ばれ、東日本大震災でも出動して活躍しました。

このように、大きな災害を目の当たりにするたびに、より高い技術と機能性を持った消防隊が組織されているのです。