ご希望の消防署情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

パブリネット
消防署
トップページへ戻る
トップページへ戻る

消防署情報

救急車の機能



患者を病院に搬送するだけの車両から、傷病者を救急救命する車両へと進化を遂げている救急車。その内部をのぞいてみることにしましょう。

高規格救急車の内部

高規格救急車の内部

現在は、多くの救急隊員が国家資格でもある「救急救命士」の資格を持って救急業務にあたっています。救急救命士は「高規格救急車」と呼ばれる車両の中で救急処置を行ないます。高度な救命処置を車内で行なうことができるよう、一般の救急車よりも多くの資機材を載せています。

高規格救急車に積まれている資機材には、まず「患者監視装置」が挙げられます。これは傷病者の状態を観察する装置で、心電・血圧・脈拍などを測定することができます。また、危険な不整脈に対して電気ショックを与えることができる装置「除細動器」も用意されています。このほか、「人工呼吸器」、「酸素吸入器」、「輸血ポンプ」、「心肺蘇生用背板」、気管チューブなどの「気道確保資機材」、通常のストレッチャーのほか、患者を動かさずに乗せることができる「スクープストレッチャー」や、頸椎などを損傷している可能性があるとき全身を動かさないように固定する「バックボード」などが積まれています。

IT化が進む救急救命の現場

救急搬送された患者が病院側から受け入れを断わられ、たらい回しにされた結果、容態が悪化して死亡するなどの問題を解決するために、消防や地方自治体では検討を重ねて対策を講じています。救急車に多機能の端末を配備するのも、その対策のひとつと言えます。例えば、管内すべての救急車にiPadなどのタブレット型端末を配備し、搬送先の病院を検索できるシステムの整備を目指しています。

現在は、医療機関が「空きベッド数」などの情報を朝夕2回オンライン上に提供しています。救急隊員はその内容をチェックして出動時は携帯しておきます。搬送時は、その情報データをもとに直接連絡して受け入れ先を探します。こうしたシステムが導入されれば、ひと目でそれぞれの病院の状況がわかるようになるのです。現在、佐賀県や奈良県などですでに導入されています。

一方、岩手県では、高機能な通信指令センターを稼働させ、デジタル化された消防救急無線システムを導入しています。これは、119番通報の受付から災害対応までを消防本部で一元的に管理できるシステムです。音声ばかりかメールやFAXでの受付も可能で、通報者の位置情報を取得したり現場までの到着時間を短縮することができます。そして、車両には現場への最適なルートを探す専用のナビシステムが搭載されています。