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救急医療の現場



毎日、全国のどこかで救急車のサイレンが鳴っています。突然の病気やケガは、1年365日24時間いつ起こるかもわかりませんが、そんな緊急の事態に対応する医療の分野があります。

時代が求めている救急

時代が求めている救急

医療の現場では、急病や思わぬケガをした人に治療をすることを「救急医療」と言います。わが国では、65歳以上の高齢者世代が増えている現状を背景に、救急医療のあり方が問われています。もちろん、対象は高齢者だけではありません。幼児や小児も急な病気を発症するケースは多く見られ、やはり救急医療の問題が取り沙汰されているのです。さらに、緊急医療は、頻発する交通事故をはじめ、そのほかの事故や火災・災害などの場面で必要性が高まる一方です。

それを証明するように、多くの人びとの期待に応えて、「助かる命を助ける」という人命尊重の考え方を後押しするような医学や医療科学が進歩を続けています。これまで、とかく諦めてしまいがちだった緊急を要する治療も、新しい医学の技術や科学開発による最新の機器で補うことができるようになりつつあります。

例えば、停止したばかりの心臓を現場で蘇生させるための器具が開発されたり、応急処置のための医療器具が軽量・コンパクトになってどこへでも運べるようになったことなどが挙げられます。

さらに、携帯電話、通信機、ナビ・システムなどの、進化した通信技術も救急医療を支えています。いまでは、救急車内でモバイル端末を利用して、救急車が受け入れ可能な救急病院を素早く探したり、搬送する患者の病状を受け入れ先の病院の担当医に画像で送ったりできるシステムも開発されています。

このように、救急の現場では、一刻も早い対応と処置の正確さを実現するための努力が払われています。もちろん、まだ完璧とは言えませんが、救急医療を必要とする時代のニーズに応え、少しでも多くの命を救おうという目的のために、救急医療の現場が動き出していることは確かです。

二つの意味を理解する

救急医療の実際は、その状況で大きく分けられます。

まず、すぐに適切な処置をしなければ、その人の命や体の機能が失われてしまう場合です。このケースでは、高度な治療が求められますが、実は全体の割合の中ではそれほど多くないのです。

もうひとつは、休日や夜間の場合です。医療施設では、医師の当番制を敷いたり、夜間受付の窓口を開けて対処しています。ところが、そのうちの90%は軽い症状で、簡単な診察を受けて薬をもらうか、注射などの処置をしただけで帰宅できるケースがほとんどです。

何が何でも救急車を呼べばいい、という訳ではありません。実際、救急車の数には限りがあり、すべての要求に応じるには限界があります。とくに高齢者や幼児がいる家庭では、ふだんから救急の場合の正しい方法や手順を確認しておくことが大切です。また、警察や消防による交通安全や防火・防災の呼びかけの中でも正しい救急医療にかかわる情報が含まれていますから、傾聴しておきたいものです。