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救急救命士の国家試験



毎年春に行なわれる国家試験は、80%以上の合格率を誇っています。その背景には、受験者のほとんどが、厳しい専門教育を受けた救命業務の精通者という事情があります。

国家試験受験の資格

国家試験受験の資格

国家資格は、知識や技術が水準以上であることを国が認めた証です。身分が保証されるとともに社会的な信用を得ることができます。そのため、社会への貢献度が高く重要な役割を担う職業に適用されています。世の中には国家資格を持った人だけに仕事をすることが許されている職業があります。代表的なものには、医師や弁護士があります。救急救命士も、そのひとつです。

国家試験は一定の資格がないと受験できません。受験資格を取得するためには、いくつかの条件があります。一般的には、大学・短大で必要な学問を身につけたり、指定された養成所で学んだり、決められた期間の実務経験を積むなどの条件があります。救急救命士の国家試験の受験資格は、次のような条件を満たした人に与えられます。

  • 文部科学省の指定する大学・短大、厚生労働省認定する養成所で救急救命の専門学習を2年間受けた人。
  • 高等専門学校で専門教育を4年間受けた人。
  • 救急業務に就いて5年間または2,000時間を経過した人。
  • 外国で救急救命士の免許を受けた人。
  • そのほか、厚生労働大臣が必要な教育を受けたと認めた人。

国家試験のかたち

厚生労働省が認可する国家試験は、一般社団法人日本救急医療財団によって行なわれます。

試験は年1回春、全国各地の試験場で実施されます。例えば、平成25年の場合は3月17日に北海道・東京都・愛知県・大阪府・福岡県の5ヵ所で行なわれました。

試験科目は、基礎医学・臨床救急医学総論と各論(臓器機関別臨床医学・病態別臨床医学・特殊病態別臨床医学)です。

この年の合格者は、4月8日に発表されました。合格には必修問題80%以上、一般出題60%以上の正解が必要とされました。その結果、受験者数2,721人のうち合格者数は2,262人に及び、合格率は83.1%を数えました。80%を超える合格率は、例年の平均値です。

なお、合格者を性別で見ると男性は2,021人、女性は241人でした。

合格者は、法律に基づいて財団が指定する方法で名簿に登録(有料)しなければなりません。名簿の登録手続きが終了して承認されると、免許証を受け取ることができます。

さらに救急救命士として活躍し始めたあとも、病院での研修や症例検討会などの集まりに参加して定期的な勉強会を続けていくことになります。もちろん、個人的にも常に最新の救急医療の知識や技術にかかわる情報に注意し、最新の救命機器を使いこなすためにも技術の研鑽が必要です。