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応急手当の基本



ケガ人や急病人が発生して救急車を呼ぶような事態に遭遇したとき、救急隊員が到着する前に、その場に居合わせた人が適切な措置を取れるかどうかで、傷病者の生命が大きく左右されることもあるのです。

応急手当の最大の目的は「救命」

応急手当の最大の目的は「救命」

私たちは、いつ、どこでケガや病気に襲われるかわかりません。例えば、楽しい登山の途中に、山道でケガをしている人がいたらどうしますか。街の雑踏の中で、突然、前を歩いている人が心臓発作で倒れたらどうしますか。

そんなとき、私たちにできることがあります。それが「応急手当」であり、その最大の目的は「救命」です。呼びかけても反応がない、心臓が動いていない、気道に異物が詰まっているなどの症状があれば、「救命」のための手当てが必要となります。

緊急な場に遭遇したとき、誰でも救急車を呼ぶことを思い付くはずです。もちろんそれは正しい選択ですが、救急車が到着する前に応急手当を行なうことで、傷病者のその後が違ってきます。もし、応急手当を即座に行なうことができれば、その後の治療の経過に良い影響を与えたり、重篤な場合の救命効果を上げることができるのです。

救急車の平均到着時間は、例えば東京都の場合は約7分です。たかが7分と思われがちですが、仮に心肺停止なら1分ごとに救命率は7~10%下がると言われています。つまり、時間の経過とともに救命の可能性はどんどん低くなっていくのです。この7分がどれだけ貴重な時間であるかがわかるでしょう。

実際に、救急隊員が来るまで、その場に居合わせた人が適切な応急手当を行なったおかげで助かったというケースがいくつも報告されています。バイスタンダー(その場に居合わせた人)が人工呼吸や胸骨圧迫など「救命」のための応急手当を行なうことは、傷病者の救命を大きく左右することになるのです。

そこで、緊急の事態に際して、しかるべき応急手当を実施するために、私たち一人ひとりが応急手当の知識と手順を知っておくことが大切なのです。応急手当の方法は、近くの消防署が主催する講習会やホームページ、書籍などで学ぶことができます。

応急手当のもうひとつの大切な目的

応急手当には、「救命」のほかにも目的があります。

突然のケガや病気に、傷病者は身も心もグッタリとしています。このとき、居合わせた人が、できるだけ傷病者が落ち着けるように配慮したり、「もう救急車が来るから大丈夫」などと声をかけたりすることで、傷病者の不安が薄らぎ、苦痛が軽減することもあります。これもまた、応急手当の目的のひとつです。

生死にかかわるほどではない場合でも、ケガや病気の程度が重いときは、対応や処置によって症状が悪化したり、結果的に命が危うくなるような重篤な状態になる可能性も否めません。応急手当は、そうならないためにも必要なものなのです。