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自動体外式除細動器(AED)



電気ショックを与えることで、心臓の動きを取り戻すことを目的とする専用の機器がAED(自動体外式除細動器)です。現在、駅や空港、公共施設などさまざまな場所に設置されています。使い方を知っておけば、あなたにも尊い命を救うことができます。

AEDの活用でより多くの救命を目指す

AEDの活用でより多くの救命を目指す

駅や空港、コンサートホールやデパートなどの公共施設では、「AED」と書かれた手提げのケースが入った透明のケースが誰でも利用できる場所に置かれています。このケースが身近な場所に備え付けられているおかげで、心臓発作で倒れた人の命が救われています。AEDは、これまで広く普及してきた人工呼吸などに代わって応急処置を行なうための装置で、使い方さえ覚えれば誰でもたやすく操作できるものです。

心臓にとって不規則に痙攣する「心室細動」は、とても危険な状態です。突然止まるケースがありますが、これは心筋梗塞や心不全によって起こるものです。こうした場合は、できるだけ早く心臓の震えを治めて、正常な拍動に戻すことが肝心です。そのためには、電気ショックを与える方法が有効とされています。実際、『平成23年版 救急・救助の現状』(東京消防庁)によると、電気ショックの実施が遅かった場合の社会復帰率は17.9%でした。しかし、速やかに電気ショックを行なった場合の社会復帰率はおよそ2倍の38.2%になっているのです。このとき電気ショックを与えるために使われる機器がAED(自動体外式除細動器)です。

日本での普及は、平成14年に高円宮親王が心室細動で亡くなられたのがきっかけになりました。殿下が縁の深かったサッカー界では、それ以後Jリーグの試合が行なわれる競技場にAEDを設置するようになったのです。

公共の場に備え付けられているものは、心室細動かどうかをAEDが自動的に確認して、電気ショックをするかしないか決めてくれる仕組みです。

音声メッセージに従えば誰でも活用できる

AEDにもいろいろな種類がありますが、電源を入れると、音声メッセージとランプが何をすればいいかを指示してくれるため、慌てず落ち着いて操作すれば、誰にでも使うことができます。

操作は以下のような手順になります。

  1. まず、電源を入れます。通常はフタを開けて電源ボタンを押しますが、フタを開けると自動的に電源が入る機種もあります。
  2. 傷病者の胸部に電極パッドを貼ります。自動的に心電図の解析がスタートして、機械が電気ショックを必要とするかどうかを確認してくれます。その間、傷病者に触れないようにします。
  3. 「電気ショックが必要です」のメッセージが流れたら、誰も傷病者に触れていないことを確認してからショックボタンを押します。「電気ショックは不要です」のメッセージなら、ただちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開します。
  4. 電気ショックが終わったら、すぐに心肺蘇生(胸骨圧迫から始める)を再開します。

(参考:東京消防庁「救急アドバイス 応急手当てについて」)