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自然死と突然死



普通の生活を営んでいた人が突如倒れて帰らぬ人となる。こうした「突然死」は、年齢や性別に関係なく起こる危険をはらんでいます。しかし、突然死の多くは、処置が早ければ助かる可能性があるのです。

「突然死」の定義と原因

「突然死」の定義と原因

「突然死」という言葉があります。健康そうに見え、普通の生活を送っていた人が、突然倒れて死に至るのです。交通事故などの外因死は含まれません。

WHO(世界保健機構)の定義では、「瞬間死あるいは発病後24時間以内の内因死」とされています。天寿を全うして老衰などで亡くなることが自然死ですが、突然死も自然死の一部に違いはありません。

残念ながら突然死については正確なデータはありませんが、年間約10万人が「突然死」しているといわれています。そして、そのうちの半数以上が心臓に原因がある「心臓突然死」なのです。(参照:日本医療学会)

この実態は日本に限ったことではありません。アメリカでは年間45万人の「心臓突然死」があり、大きな社会問題になっています(参照:北海道心臓協会「大切な人を突然死でなくさないために」)。そこで、その対策として、倒れた現場での心肺蘇生法とAEDの普及活動が進められているのです。

日本でも同様です。昨今、公共施設をはじめとしたさまざまな場所にAEDが設置されるようになっています。また、心肺蘇生法の講習会が開かれるなどして、心臓突然死への対応の必要性が叫ばれています。

「突然死」の種類

「突然死」の場合、死因の特定が難しいことがあります。

例えば、乳幼児には「乳幼児突然死症候群(SIDS)」と呼ばれるものがあります。これは、それまで元気だった乳幼児が寝ている間に急に死んでしまう病気です。健康状態や病歴から予測はできず、窒息などの事故によるものと異なり、その原因についてはいまだに不明の疾患です。ちなみに平成21年の0歳児死亡原因の第3位になっています。(参照:厚生労働省

成人の「突然死」の原因としては、先に挙げた心筋梗塞などの循環器系疾患がもっとも多く、次いで脳梗塞などの脳血管疾患が多いとされています。

しかし、「青壮年急死症候群(ぽっくり病)」といって、原因不明のものもあります。日頃、普通の生活を送っている健康的な人が夜間や就寝中に急死したけれど、明らかな基礎疾患がないというケースがあります。解剖の結果、大きな病巣も見つからない場合を指すものです。心臓疾患、不整脈、副腎機能不全などが考えられていますが、これもまたはっきりとした原因は不明です。