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高潮と津波との違い



海にかかわる自然災害として、よく知られたものに「津波」があります。高潮も津波と同様に海沿いに発生する災害のひとつですが、高潮はどういうものなのか、また津波とはどういうものなのか。それぞれの特徴を理解して正しく対策できるよう、学んでみましょう。

高潮と津波の違いは、その原因にある

高潮と津波の違いは、その原因にある

高潮と津波の2つを理解するために重要なのは、それぞれが発生する原因です。台風などに代表される低気圧や強風により発生する高潮に対し、津波が発生する原因とされているのは、主に海底で発生した火山活動や地震です。

海底で発生した火山活動による津波

海底で発生した火山活動による津波

広大な海には「海底火山」と呼ばれるものがたくさんあります。ほとんどは、休火山として海などには影響しない状態にありますが、突発的に噴火などの活動期を迎え、海底の地形を急変させることがあります。

海底の地形が急変した影響で、その上方にある海水に波が発生し、津波となり海面に急な高波を発生させます。これが津波の原因になります。

地震による津波

地震による津波

突発的に発生する地震の震源地が海だった場合、海底にある活断層などの形状が変化するのと同時に、震源地を中心として上方にある海面に高い波が発生します。波は塊のように全方位へ移動し、その波が陸地へ到達した際に大きな被害を及ぼす場合があります。

津波が発生するその他の原因

津波が発生するその他の原因

津波の原因として他に有りえるとされているのが巨大隕石の落下です。これを「衝突津波」と呼びますが、有史上ではその前例はありません。約6,550万年前には天体衝突が発生し、メキシコ湾やカリブ海周辺に約300mの津波が発生したと、その地域の堆積物から推測されています。

高潮と津波が持つ特性の違い

高潮と津波が持つ特性の違い

低気圧や強風の影響で発生する高潮は、原因となる気候状態が観測しやすく、伴って高潮の発生も予測しやすい特徴があります。

一方の津波は、現段階では予測しにくい火山活動や地震が原因となります。そのため、津波が突発的に発生することから予測や警戒がしにくく、津波発生の発生源となる震源地や火山活動が陸地に近ければ近い程、海岸沿いへ大きな被害を及ぼす可能性が高まります。

また、火山活動や地震により生じた衝撃波で津波が発生することから、そのエネルギーは海水を塊のように移動させます。沖で発生した津波は陸地へ近づくにしたがって徐々に波を高くし(水深が浅くなる程、波が高くなる)、陸地へ大きな被害を及ぼします。

津波の大きさによる分類

津波の大きさによる分類

一言で「津波」と表現しても、その規模により名称が少しずつ異なります。

大津波
部分的にでも5m以上の津波が観測される場合は「大津波」と呼びます。その規模によっては「巨大津波」と呼ぶ場合もあります。津波警報が発令されます。
津波
高いところで3m程度の津波が発生する場合を「津波」と呼びます。特に対策がなされていない地域では大きな被害をおよぼす可能性があり、津波警報が発令されます。
津波注意
1m程度の津波が発生する場合を「津波注意」と呼びます。大津波や津波程の危険性はありませんが、それでも地域によっては注意が必要なことから津波注意報が発令されます。