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高潮による河川への影響



高潮は海面が異常に高くなってしまう自然現象です。そのため、日本においては海岸沿いの地域で十分な対策がなされている場合がほとんどですが、高潮による被害は海岸沿いのみに留まらない場合があります。その代表的な例が河川沿いの地域です。

ここでは、高潮の発生による河川への影響を知り、十分な知識を持って対策を講じましょう。

高潮発生時に想定される河川への影響

高潮発生時に想定される河川への影響

高潮の発生により高くなった海面はやがて陸地に浸水し、沿岸部に浸水して大きな被害をもたらします。押し寄せる高潮は、沿岸部の陸地のみならず海に繋がった河川に浸水する可能性があります。

海水の河川への浸水

海水の河川への浸水

河川は大量の降雨などにより氾濫や堤防の決壊が発生し、周辺地域に洪水などの水害をもたらすことがありますが、河川の氾濫や堤防の決壊は、降雨だけでなく高潮によって生じることもあります。本来は河川から海へ流れ出る水が、高潮により海から河川へと逆流し、本来よりも高い水位になってしまう場合があります。また、台風が発生した場合には、高潮発生の原因となる低気圧と強風の他、大量の降雨が伴う場合も多いため、より危険性が高くなってしまいます。

高潮により河川へ浸水した場合の被害

高潮により河川へ浸水した場合の被害

高潮により河川へ浸水した水が河川の許容量範囲内であれば被害は発生しませんが、水量が多くなりすぎて氾濫や堤防の決壊などが発生し溢れてしまった場合、その被害は洪水と同様のものとなります。

また、洪水によって周辺地域に溢れ出た水に塩分を含んだ海水が含まれる可能性が高くなるため、塩害によって周辺地域の土壌を悪くし、水害があった農地などに長い年月に渡って悪影響をもたらす場合があります。

高潮対策として設置される河川の設備

高潮対策として設置される河川の設備

高潮対策として設置されている設備として代表的なものは水門です。高潮によって河川へ浸水しようとしている海水を物理的に遮断するもので、必要に応じて設置され開閉作動が行なわれます。日本では、ほとんどの地域で水門の設置が完了し、気候状態に応じて適切な処置が行なわれる体制が整っています。

しかし、発展途上国などでは水門の設置が十分でない地域も多く、高潮による被害を抑えきれていない地域があります。

ただし、大量の降雨などにより河川の水量が多くなってしまっている場合は、水門を閉ざすことが逆効果になってしまうケースがあります。残念ながら水門があれば安心、という訳にはいきません。

高潮による河川への影響を考慮しておきたい地域

高潮による河川への影響を考慮しておきたい地域

高潮による被害が発生しやすいのは、主に湾になった地域です。湾の形状によって波が集約され、沖よりも高い波になって陸地を襲います。

これに伴って、湾に流れこむ河川周辺についても同様に高潮の被害が発生しやすくなります。東京湾や伊勢湾など人口が多く河川周辺に多くの民家がある地域の場合には、十分な対策と知識が必要です。特に海抜ゼロメートル地域に住んでいる場合は、高潮警報・注意報を警戒し、必要に応じて適切な避難を行なう準備が求められています。

自分が住んでいる地域の海抜が何メートルであるかは、あらかじめ知っておくべきだと言えます。各自治体などではハザードマップとして地域の海抜を案内している他、地下鉄などの施設には海抜表記が常設されています。