消防署用語辞典
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大型ブロアー車
おおがたぶろあーしゃ大型ブロアー車とは、消防署などに配備されている特殊車両の一種。大きなブロアー(巨大扇風機)を搭載しており、煙や有害物質などを吹き飛ばす役割を担う。事故や事件の現場が、トンネル、地下鉄、高層ビルなど密閉された空間の場合は、火災による煙、有害物質、可燃性ガスなどが密閉空間に充満して危険な場合がある。それらを風で吹き飛ばすために使われる。搭載された大型ファンの高速回転により、1時間に21万?程送風ができる。これは東京ドームを約5時間で膨らませられる送風量だとされる。また、他の消防車が噴霧した水を風の力で拡散させることもできる。さらに、持ち運びできる小型のブロアーを搭載していたり、投光器を備えていたりと、多様な用途で使用されている。
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