消防署用語辞典
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消防救助機動部隊
しょうぼうきゅうじょきどうぶたい消防救助機動部隊とは、東京消防庁に配置されている特別な救助隊のこと。通称として「ハイパーレスキュー」とも呼ばれ、これの頭文字から隊記号として「HR」が用いられている。大規模な災害などが発生した際、困難な状況であっても迅速な救助活動が行えるよう、消防救助機動部隊の隊員には特殊な技能や能力が求められる。また、部隊には大型の重機など特別な救助活動に使用する特殊車両が装わっている。なお、大規模災害が発生していないときには、他の救助隊と同様の救助活動を任務としている。部隊創設のきっかけは、1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災である。以前から東京消防庁には「特別救助隊(レスキュー隊)」が配置されていたが、大震災の翌年、能力や装備をさらに高めた消防救助機動部隊を創設することになった。
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