消防署用語辞典
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2B型救急車
つーびーがたきゅうきゅうしゃ2B型救急車とは、かつて主流だった救急車のことで、2つのベッドが備わった救急車を指す。名称の「2B」は「2ベッド」を意味している。日本において主力となっている救急車は「高規格救急自動車」に分類され、それに対して2B型救急車は「標準救急車」や「普通救急車」と呼ばれる。高規格救急自動車よりも装備されている医療機器は少ないが、軽量タイプであるため狭い道でも扱いやすく、車両価格も安く抑えられるというメリットがある。そのため、高規格救急自動車が主力になってからも、2B型救急車は使用されている。
また、高規格救急自動車程の装備を備えていないが、それに準じる救急車に「準高規格救急車」がある。ただし、総務省消防庁にこの規格は定められていないため、準高規格救急車も2B型救急車の一種として扱われる。
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