消防署用語辞典
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二輪消防車
にりんしょうぼうしゃ二輪消防車とは、オートバイに特別な改造を施した消防車両のことである。かつては東京や大阪で「赤バイ」と呼ばれる二輪消防車が使用されていたが、自動車の普及に伴って一度廃止されている。しかし、1995年(平成7年)の「阪神・淡路大震災」において、一般道路の多くが遮断されたものの、オートバイが機動力の高さを生かして活躍したことから、オートバイによる消防活動が見直され、復活した。二輪消防車は一般的な消防車程のサイズはないため、消防活動に制限はあるものの、高機動力によっていち早く現場に到着することができ、初期の消火活動に役立っている。また、バイクに搭載できる範囲での消火手段も多種開発されるようになり、二輪消防車への期待は高まっている。
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